■手洗いと手指消毒
手洗いの目的、状況を考えて手洗いを行う。
迷ったら手を洗う。
手洗い後は、よく手を乾燥させる。
普段からよく手洗いの練習をしておく。
目的:手指から有機物(汚染物)と、病原体を除去する。
効果:①患者様を医療従事者の手指を介した交差感染から守る。
②医療従事者を未同定の病原体から守る。
手洗いは感染を予防する最も重要な手段である。病院内ばかりではなく、家庭等でも感染を
予防するための基本となります。
手洗いの方法は目的により多様であり、一般的には以下のように分類できます。
① 日常手洗い
液体石鹸と流水による手洗いです。日常手洗いは最も基本であり、すべての手洗いはこれ
が原点です。通過菌を除去する手洗いであり、日常業務全般時に実施します。
液体石鹸 流水(水道水)
次回は②衛生的手洗いについて考えます。(S.U)