ホテルオークラ東京(東京都港区)の客室担当様の記事から
「光るべきものをキラッと光らせること」が、清潔感ある部屋の鉄則だという。
特に水回りの鏡や蛇口などの銀色の部分、便器、洗面ボウルなどの「曇りをなくす」と、部屋の印象がぐんとグレードアップする。
客室担当様が特に細心の注意を払っているのが、洗面台の鏡だ。面積が大きく目立つため印象を左右する。
鏡は基本的にダスター1枚で磨く。半分を水でぬらし、半分は乾いたままにする。ぬれた面で水拭きしてから、乾いた方で下から上にから拭きする。
下から上に向かって拭く理由は「低いところほど水滴が飛び散りやすく、人の目線も集まりやすい」から。ヘアスプレーや歯磨き粉など頑固な汚れがある場合は、ぬらした新聞紙でこすると落ちる。
鏡は角度によって曇って見える場合もあるから難しい。鏡の清掃後、トイレやバスタブに移るが、それぞれの場所から鏡を見て「汚れや曇りがないか、お客様の目線で確認する」。上下左右、様々な目線からチェックすることが肝心だ。
事務所でもマンションでも自宅でもこんなことで清潔感が保てますね