今日はある企業様と打ち合わせ
その中でクレーム等の話になり、様々な対応策や予防策の事で
ああだ、こうだと会話をしていました
これも価値観の違いなのでしょうか
まずは作業の質を上げるには技術や工程の話になるわけですが
わが社、わがグループの大切にしていることは一番は「人づくり」
そんな会話をしながら思い出すことは松下幸之助氏の言葉
「松下電器は何をつくるところかと尋ねられたら、松下電器は人をつくるところです。併せて電気器具もつくっております。こうお答えしなさい」
まだ創業間もないころから、松下幸之助は、事あるごとに、従業員にそう話していた。そのあたりの心境を、後年、次のように語っている。
「当時、私の心境は”事業は人にあり”、つまり人がまず養成されなければ、人として成長しない人をもってして事業は成功するものではないという感じがいたしました。したがいまして、電気器具そのものをつくることは、まことにきわめて重大な使命ではございまするが、それをなすにはそれに先んじて人を養成するということでなくてはならない、という感じをしたのであります。
それで日常の製作の仕事をするかたわら、そういうことを感じまして、そういう話をさせたのであります。それで、そういう空気はやはりその当時の社員に浸透いたしまして、社員の大部分は松下電器は電気器具をつくるけれども、それ以上に大事なものをつくっているんだ、それは人そのものを成長さすんだ、という心意気に生きておったと思うのであります。それが、技術、資力、信用の貧弱な姿にして、どこよりも力強く進展せしめた大きな原動力になっていると思うのであります」
このような価値観をまずは大切にし、そのような企業と一緒に仕事をしたい
人づくり
人磨き
これからもしっかりとやっていきたいと思います