ヨネザワ社長ブログ

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同行営業

2025年04月22日

今日は社員と一緒に、いくつかのお客様先へ「同行営業」に行ってきました。

同行営業というと、「営業をしっかり教える」「取引の確度を上げる」といったイメージがあるかもしれませんが、私にとってはそれだけではありません。社員同士の距離がグッと縮まり、普段はなかなかゆっくり話せないことも、移動中や昼食の時間を使ってしっかり話ができる、そんな貴重な時間でもあるのです。

今回は、ある既存のお客様に新しい商品のご提案をしました。結果は「お断り」だったのですが、実は私はこれも営業の大事な一部だと考えています。

というのも、新しい提案を「断る」ことで、お客様にとっては今お取引いただいている商品・サービスが、逆に「断りにくい」「やめにくい」と感じられる側面もあるからです。
つまり、新しいものをご提案することで、既存の関係性がより強固になる。これは実際に現場でお客様と向き合ってこそ気づける、大切な発見でした。

また、社員が一人で営業していると、見落としがちな部分や気づかない点も、同行することで「こんなところに工夫の余地がある」「この伝え方の方が良さそうだ」など、相互に学べることも多くありました。

これからも、こうした同行営業を通じて、お客様により良いご提案ができるよう、そして社内のコミュニケーションがより深まるよう、地道に取り組んでいきたいと思います。