□MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)とは
1.病原体 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(細菌)
2.感染経路 接触感染、飛沫感染
3.潜伏期間 定着(コロニゼーション)が大多数で、感染症の発病には至らない。
長期抗生物質投与や易感染状態の悪化があると発病する。
4.症 状 発熱、局所炎症、黄色膿性痰(たん)、水様下痢、ショック
ショックとは、日本語で末梢循環不全といい、重要臓器の血流
(特に微小循環)が障害されて起こる、急性の疾患群の事を指す。
細胞障害を生じるため、末梢血管の虚脱、静脈還流量の減少、
心拍出量の低下、組織循環能力の低下等の循環機能障害を見る。
次回はMRSA感染の予防対策について考えます。(S.U)