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医院清掃の向上を追求する その39

2016年02月03日

□MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)とは

1.病原体  メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(細菌)

2.感染経路  接触感染、飛沫感染

3.潜伏期間  定着(コロニゼーション)が大多数で、感染症の発病には至らない。

        長期抗生物質投与や易感染状態の悪化があると発病する。

4.症  状  発熱、局所炎症、黄色膿性痰(たん)、水様下痢、ショック

          ショックとは、日本語で末梢循環不全といい、重要臓器の血流
       (特に微小循環)が障害されて起こる、急性の疾患群の事を指す。
        細胞障害を生じるため、末梢血管の虚脱、静脈還流量の減少、
        心拍出量の低下、組織循環能力の低下等の循環機能障害を見る。

         MRSA

次回はMRSA感染の予防対策について考えます。(S.U)