感謝する心
9月30日 感謝する心 今日の社会においては、われわれはどんなに力んでみたところで、ただ一人では生きてゆけない。 やはり親兄弟はじめ多くの人びと、また人ばかりでなく、周囲に存する物や環境、さらには自分たちの祖先や神仏 […]
商品はわが娘
9月29日 商品はわが娘 私どもが日々扱っている商品は、言うなれば永く手塩にかけたわが娘のようなものだと思います。 ですから商品をお買いあげいただくことは、自分の娘を嫁にやることであり、お得意先はかわいい娘の嫁ぎ先だ […]
組織や地位にとらわれない
9月28日 組織や地位にとらわれない 今日、企業界、各企業の間における競争というものは、非常に激烈なものがある。 この厳しい競争において、瞬間を争う大事な事柄を報告するいわば非常の場合に、何としてもまず直接の上司に言 […]
二代目は熱意で勝負
9月27日 二代目は熱意で勝負 先代が築いた基盤を受け継ぎ、若い二代目の人が社長に就任する場合、それなりのむずかしさが当然あると思います。 そこで、一つの行き方としては、まず、会社の古くからいる先輩の人に「私はこう思 […]
真剣に取り組む
9月26日 真剣に取り組む 大相撲は相変わらずの人気である。 私はその勝負が一瞬の間に決まるというところが好きである。 力士の人たちは、その一瞬の勝負のために、毎日朝早くから夜おそくまで文字通り血のにじむような鍛錬を […]
信賞必罰
9月25日 信賞必罰 “信賞必罰”すなわち、罰すべき罪過ある者は必ず罰し、賞すべき功ある者は必ず賞せよということ、これは人間が存在するかぎり、程度の差はあっても絶対に必要なことであろう。 これが行なわれない国家社会は […]
NO.265 あしたへ/VOL.368
人に尋ねる
9月24日 人に尋ねる 自分の才能に向くような仕事を自分で考えて進んでいくことが非常に大事だと思う。 ところが、自分の才能というものは、自分ではなかなかわからない。 そのときには自分の信頼する人の言葉を聞くとよい。 […]
永遠に消えないもの
9月23日 永遠に消えないもの 高野山にはたくさんの墓があります。 その中で一段と目立つ立派な墓は、おおむね大名の墓だそうですが、その大名の墓も、今日では無縁仏になっているものもあるということです。 昔は相当の一家 […]
平和のための前提条件
9月22日 平和のための前提条件 平和が大切だということは、何千年も前から繰り返し唱えられているにもかかわらず、その一方では戦争をしている。 はなはだしきは、平和のための闘争とか戦争といったことが口にされ、行なわれて […]