こんにちは 福ちゃんです。
北九州市戸畑区は住宅地のど真ん中を貨物列車が走っています。
製鉄の町ならではの風景です。
戸畑区と八幡東区をむすんで走る八幡製鉄所の専用列車です。
戸畑区だけでもふたつの小学校の横を通るからでしょうか、
わにの絵を描いたユニークな電車が引っ張っています。
地元では鉱滓線と呼んでいますが、正式名称は「くろがね線」との事です。
くろがね線とは
八幡製鐵所では、戸畑で操業していた東洋製鐵と1921年に合併した当時から、戸畑地区で生成する熔銑を船舶で八幡へと輸送していたが、海上輸送のリスクと不経済性が指摘されていた。一方八幡地区では、鉄の製錬過程で発生する鉱滓の処理が問題化していた。これらの打開策として建設されたのが、くろがね線である。1927年3月に起工し、1930年2月に開業した。開業当初は、戸畑から八幡へは銑鉄を輸送し、鉄の製錬工程の一端を担う一方、八幡から戸畑へは埋め立て用の鉱滓を輸送し、戸畑地区の拡張に寄与した。
ということらしいです。