ホテルの定期清掃｜ビル清掃、メンテナンスの福岡ビル開発

（１）例）ホテルガラスクリーニング・ガラス清掃

1. ①ガラス素材、作業場所の把握
   最近は環境に優しく、省エネ効果のあるガラス素材が数多く開発されています。
   よって様々な清掃方法があり、ガラスを長く保つためにも、素材や汚れに適した清掃方法が必要になります。
   そして、ホテルは高所の建物が多く、屋上からロープを吊るし、窓ガラスクリーニング専用のブランコを使用する作業や、ホテルに設置してあるゴンドラでも同様な作業を実施しています。
   また、ロープで吊るしてのガラス清掃作業の場合、ロープが着地する箇所が公道の場合は、バリケードの設置や、必要であれば所轄の警察署から道路使用許可を取得し安全第一の作業を心掛けています。
2. ②作業時間の確認
   ホテルの作業は基本的にお客様がチェックアウト後に清掃をすることになります。その特質を理解し、お客様が気持ちよくご滞在していただけるよう、ホテルオーナー様と連携を図り、日程、作業時間を決め作業を実施しています。

（２）例）ホテルカーペットクリーニング

1. ①お客様がチェックアウト後から清掃
   宿泊滞在されるお客様を考慮し、お客様がチェックアウト後から作業準備、作業開始をします。連泊のお客様が滞在されている場合もあるため、ホテル側と打ち合わせし、清掃フロアを考慮しカーペットクリーニングを実施します。
   また作業中の音や、清掃資材を置く場合、マット等の養生をご用意させて頂き、跡を残さないように工夫もしております。
   
2. ②除塵
   外から持ち込んだ土砂やホコリを、掃除機をかけて丁寧に吸塵します。
   
3. ③シミの除去
   全体のカーペットクリーニング・清掃する前に、汚れている箇所に、シミ取りを実施します。
   
4. ④前処理
   全体の清掃前にカーペットクリーニング専用の前処理剤を散布します。前処理剤を全体に散布する事によって、カーペット内部の繊維に入り込んだ汚れを浮かして落ちやすくし、ダニ、ノミなどの害虫を駆除します。
   
5. ⑤スチーム洗浄
   カーペットを高温・高圧・超吸水パワーによって清掃する方法あり、カーペットの汚れはもちろん、臭いや細菌までもしっかりと除去する画期的なクリーニング方法になります。80℃の高温スチームを高圧力で噴射することで、汚れを浮き上がらせることができます。またその汚れを素早く強力バキュームで回収することで、しつこい汚れも新品同様のカーペットに仕上げることができる作業方法です。
6. ⑥ポリッシャー洗浄
   カーペット専用のブラシパッドをポリッシャーに装着し、床面全体に均等にな洗浄を実施します。
   専用の機械は多くの電力を使用しますので、お客様のブレーカーを落さないように、15アンペア以上の電流が流れると自動的にスイッチが切れる漏電防止ブレーカーを装備して、作業を実施します。
7. ⑦汚水の処理
   カーペットクリーニング専用のエクストラクター（リンサーンバキューム）を使って汚水をバキュームし、同時に消泡剤を噴霧しながらすすぎます。
   その際に発生した汚水もバキュームしていきます。取り切れていないシミについては、再度シミ抜き処理を行います。
8. ⑧乾燥
   送風機でカーペットを乾燥させます。臭いや床の状態を考え、24時間程度、乾燥させる事をお勧めしています。
9. ⑨原状回復
   事前に移動していた什器、備品を戻して原状復帰作業を行います。